弱肉強食。食べられた肉が強者の細胞をゆっくり変える。

心躍らせるために心はあるの。

「これで終わりなの？」 急に冷たくなった夏に思わず聞いてみる。

灰色の空の下、赤を着て、よたよたうろうろ．

風は、すっかり秋。 日差しは、しっかり夏。

いのちは律儀だ。力尽きるまで、ただ生きる。

爪がまた伸びてきた。 何かを持てるように。 力強く歩けるように。 生きてるんだな。

ああ言えば交友 ・ 強引マイウエイ

14歳の時、靖国神社に行った。回天を知った。戦争は絶対にだめだと思った。

トンボや蝶が飛んできて、あれは亡くなった人の霊だと子どもの頃教えられた。 蝉しぐれのなか、ふと、探してる。

楽しいことも、怖いことも、賑やかなことも、悲しいことも、美しいことも、夏は山盛り、忙しい。

欲望の歯止めにされてるらしいてっぺんと、欲望のたがが外れっぱなしの地べた。

深呼吸効果。 感じるだけだった夏に、今年は感じいっている。

八月八日は、末広がりを願ってのことかな、漢字の国は。何を願うのだろうと思った時、画面に世界中の子どもの笑顔が次々に広がっていった。演出と建前をはねのけた瞬間が確かにあった。

そうやってからめとられていく。 私は嫌だ。

芝の海原、人の波。寄せては返すものは何。 遠く遠くの私の拍手も万雷の響きに溶け込み、そしてすべてが輝きに包まれていく。