2009-01-01から1年間の記事一覧
塩水につけて絞った大根に、京にんじんを混ぜようと散らしたら、 一瞬、白肌に赤い襦袢の妖艶な美女に見えてドキドキしてしまった。 紅白なます作りながら今年の呆けおさめかな、大晦日。
太陽をぐるりとひとまわり、2009年宇宙の旅はそろそろゴール。 あんなことやこんなこと、かけらが増えて、そして、新しい光に清められ、スタート。 だといいな。
ファンタジーは、子どもの必須栄養素、あるいは、ワクチン。 現実の荒波には効かず、副作用はあるけれど、 いつのまにか出来たスペースから、時々何かが届けられる。
脳は興奮したい。
作者の意図などおかまいなしに化学反応することもある、例えば深呼吸する言葉に。
たまにはぴょんと跳んでみよう、一瞬変人、一瞬シュール。
「事業仕分け」は、テレビのニュースが現場の場面や発言をどのように仕分けして茶の間に届けるかということも分からせてくれた。
より透明で、より風通しよくと世界はなってきている、なっていく。
カネは売り買いするためにあるんだな、8400万円の夜景。
南天を難を転じると読んだ昔々のオヤジさん。 そんな純と愛敬が、鉛色の季節にともす活き活き赤い実。
風が枯葉を景気良くふる舞う並木道。
逃亡者が自分自身から逃げたのはもっと昔。
不得手でも得手でもやってみる、その心意気に打たれる。
朝、しんとした空間に身を置き耳を澄ます。 がらん堂のその一瞬間が一日を優しく支えてくれる。
ひさしを借りて母屋を取るみたいな前夜祭。
真っ白いピカピカの車が目の前を通った。 あの金属の固まりは地球に在る物だけから作られたのかな。 沢山の常在菌が這い回り、地球はかゆいくすぐったい。
「国民」に「患者」、呼び捨てで考えられることが、ほんの少しだがなくなってきた。
自分をむなしゅうするということを知らなければ、いつか何もかもむなしくなる。
私の一日は、夜、眠りに就くところから始まる。これからはそう考えることにする。
ありがとう、ごめんなさい、を言う時は、恥ずかしながらカメラ目線。
ハッピー・バースディ! 私は今日もマインドゲームスをしています。
ほんのかけらでいい、夢や希望があるとき私の心は静かになれる。
死ぬ時に絶望していてはいけない。
好意も悪意も素直に受けることにしている。 それにしても、 好意は、受け取り拒否を許してくれる。 どちらにしても、 悪意は、受け取り拒否を許さない。
チョコレート工場には秘密がある。 おもちゃ工場にはサンタがいる。 社会科見学で行ったから知っている。 兵器工場があるのは秘密? そこにはサタンがいる? いいえ、きっと普通の人が生活の為に働いている。
駅員さんは、安全を指差し確認。 現代人は、幸せを指差し確認。
愁眉を開く、途端に何かが入ってきた。 ほら、顔が明るくなった。 憂いが消えたからだけど、確かに開いた、確かに入った。 悩みも怒りも尽きぬ生だけど、眉根を寄せずに考える。 何かが入ってきてくれる。
主義たるは猶及ばざるが如し。
鯨やイルカは頭が良くて感性が素晴らしいから捕ったり食べたりしちゃいけない。 牛や豚や植物はかまわない。 頭が悪いと食べられる。 私は毎日共食いしているんだな。 ごめんね。命いただきます。
女性の4人に1人、男性の5人に1人が高齢者と云う。 ふーんと思ったが、よく分からない。 分からない頭で考えた。 9人の5世代、4世代、3世代家族と思えばいいのだろうか。 介護を必要とする人は何人に1人だろう。