2011-01-01から1年間の記事一覧
そうでした。2011年は、良い親父もたくさんいることを知った年でした。
地震、雷、火事、親父たち。 本来は台風の事らしい「親父」だが、今年2011年、言葉そのものの「親父」だと痛感した。 父親の権威は失墜しても、金や権力で1年365日猛威をふるう男達。簡単に威圧される私達。
欲望は命の証し。欲望は命のエネルギー。 命に欲望はなくてはならないけれど、欲望は命を往々簡単に置き去りにする。 深い呼吸を知る事で浅い呼吸に気づくように、 強欲や我欲が幼稚な欲に見える深い欲望を欲望する。
八百万の神々が生まれた訳が身体で分かる今年の風。
今考えなくて、いつ考えるの? 今言わなくて、いつ言うの? こんな時代に生まれてこれた幸せ。
もうひとつのエネルギー問題。 傲岸不遜で執拗で、恥知らずな手口を繰り広げ、世界を汚し壊す、イニシエから続くエネルギー。 対するは、風と大地と水と太陽から生まれた事を知った、今はまだ赤子のエネルギー。
地下式原発には党派を超えて早々と一致団結したのに復興に対してはどうしてそれが出来ないのだろう。 震災は人災になった。
「正しく怖がる」という言葉が怖い。 情報に、嘘、隠蔽、すりかえ、ごまかし、が無い状況下ならともかく、 今の時点では母親達を分裂させ孤立させ黙らせるための権力者の便利な言葉に思えるから。
世界最古の商いは、春を売る事だというが、魂を売る連中の歴史はもっと古いだろう。 じゃなければ、誰が好き好んで春を売るはめになると言うのだ。
世界を敗者と勝者で構築している精神科医は、 loserはwinnerに勝ち誇り見返したいのだと思っている精神科医は、精神下位だ。
国民の思考の材料となる情報を黙殺するテレビ・新聞が、独裁者の意に沿って国民に銃口を向ける軍隊と重なって見える。
人間を取るに足りないものとして扱っていいのは、自然だけ。
女こどもの言うことはたわいが無いと言う男おとなのやることは他愛が無い。
化けの皮って、とっても仕立てのいいスーツだったりする。
机上の完璧がもたらしたものは地上の悲哀。
1ミリから20ミリへ基準が変えられた時から子ども達の未来が変わっていく。 法治国家の名の下で、権力だけが肥大していく。 政治は現実製造工場だ。 私は政治家の夢の中で生きている。 悪夢のしかけに気づきながら。
怖いとは言う、文句は言う。でも怒りは無いようだ、それが奇妙だ。
昨日、風のうねりとうなりにただただ見とれ聞きいった。 今日は七七日の四十九日。 かけがえの無い人を亡くし生きていく事が苦しみになってしまった人の祈りに、祈り合掌する。
「禍を転じて福となす」という言葉は、25年後、「禍を転じて福島」となっているかもしれない。
夢を実現しようとがんばる人がいる。 嘘を現実にしようとかくさくするものもいる。
今回の事では、「お人よし」にだけはなってはいけない。
音楽や物語は国境を越える。放射性物質も国境を越える。 放射能は人間を元気にすると言った大臣や学者がいたが、 確かに今、あちらこちらの国で核エネルギーに反対の声や運動が元気になっている。
傷つくことは孤独になるということだ。 虚空にひとり放り出されることだ。 それが災害だったら、情報が最初の仲間になるのだろう。 人間と同じで長所と欠点があるけれど、覚悟という友になってくれるかもしれない。
心が痛むことの無い連中には、懐が痛むことが効く。
1億6500万年間栄えた恐竜にも最後はきて、そして400万年前に人間が誕生した。 恐竜は隕石の衝突で滅亡したらしいが、人間を滅ぼすのは権力かもしれない。 子沢山な地球は今度はどんな子どもを産むのだろう。
びっくりした事がありました。 日本中の世界中の人の温かさを思い知ったのです。 私は被災者ではないけれどそれでもどこか痛んでいたようです。 するとあたたかい波動が押し寄せて傷口から入り火を灯していったのです。
命や健康に、「ただちに影響の出るレベルではありません。」に安心はしない。 体制や大勢に、「ただちに影響の出るレベルではなかった。」に落胆はしない。
「適切な対応」という言葉は「削除」という意味らしい。 「要請」は「命令」と同等らしい。 それで何でもお仕舞いに出来てたらしいお役所が「前代未聞」と言った。 「臨機応変」という意味らしい。
政治家の仕事は、政治家は必要だと国民に信じ込ませる事みたいだ。 国民の仕事は、萎縮する事みたいだ。
「正しい、正しくない」の議論より、「損得、コスト」の計算で事足りる事態になってしまった。 百年の計を311から創めるしかないのだろう。 それにしても今年の夏は、節電より台風が心配。