2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧
日傘を開いたら、 去年の夏がふわりと落ちて、 今年の夏にとけてった。
児童相談所はきっと何かの役に立っている。 虐待を受けている児童以外には。
独裁者はどこにでもいる。 その最悪は家庭を領地とする者。 「しつけ」という大義名分を振りかざす。
ありふれた日常のなかにある一瞬の扉の奥は底知れず。
のちほど。 いつか、 お先に。
あなたが誰だろうと、 毎日必須栄養素を摂らなくちゃいけない。 毎日新鮮な水を飲まなくちゃいけない。
今日も気温は36度、厳しいぬるま湯に頭ごとつかっている日本。
この世はまるで「残酷」を基本としている。 そう考えて慰めたこともあった。 でも不思議が心を捉えて離さない。 今ではそれが基本になった。
監督!夏野監督!完璧な夏が演出できました! 夏野ブルーの空の下、ヒートウエィブがのたくりまくってます。 バカヤロー、何か足りないんだよ、 音響効果!蝉はどうした!
2千年も続く組織は人間性に即しているから続くのだろうが、 2千年も続けるには人間性をどこかで無視しているのだろう。
梅雨明けの、矢のように降る日差しに打たれながら、 怒濤のなみはなぜ壽なのだろうと考えている。
内気な子どもを忌むべき者のように見る小学校の女性教師。 子どもは明るく元気でなければいけないと言う。 元気な子どもが元気なのは呪いをはじき飛ばすおまじないを知っているから。 言ってみよう、くそばばあ!と。
いろんな朝を生きてきた。 勇気があったわけじゃないけれど。
一人670万円。 一日90人。 一つ覚えのように野党は解散総選挙と言うが、 アイディアは与党になるまでとっておくのかな。
別れは体をもぎとり引き千切るようだ。 うつろが出来た。 冷え冷えとした。 いつか何かの拍子にあなたの温かさを思い出した。 するとうつろは懐炉のように私をほんのり暖めてくれた。
風と光が眺めをいつも新しくしてくれる。
七夕だけは旧暦で祝いたいなと、梅雨空みつめて毎年思う。