2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧
長い猛暑の前に長い梅雨を置いた天の配剤。 ジャブジャブ顔を洗い、ゴクゴク水を飲み、ザアザア湯を浴びる。 天の恵みのアメとムチ。
手のひら返しに意趣返し恩返し、返す返すも情けない国民の代表者たち。
骨身に沁みて骨が出来る。
去年はインフルエンザ、今年は熱中症、冷えても暑くても夏は厳しい。 10月まで続く暑さには耐えられても、 仁も義も無い愚者愚者の権力争いはウィルス以上に熱波以上に心を蝕む。 早く爽やかな風に吹かれたい。
例えば、「小公女」をお涙頂戴の物語だという人がいた。 私には、階級差別や貧困のなか想像力でなんとか自分を保とうとするリアルな話に思えた。 想像力や比喩を必要としない人間に私はなりたいだろうか。
技はおぼつかなくても体と心はなければならない。
8月もそろそろ終わる今頃の哀愁の源流を訪ねたら、 宿題の山を染める夕日にため息をつく小学生の自分に会った。
胃痛で総理を辞めた男が9条改正をTVで喋ってた。 憑かれた様な信念と聞く耳持たぬ耳。 呆れて笑ったがヒトラーも最初はその様な受け止め方をされたのだろう。 将棋の指し手気取に駒の悲劇をバーチャル体験させたい。
山がある、森がある、田んぼがある、自然がある。 最近、山の写真に惹かれる。 征服欲じゃない。 ちっぽけな自分を確かめたい。
急行電車の止まる駅は人間も急行で歩く。
「私」は人間の数だけ居る、それは確実。 あなたはどの位いるのだろう。 固い四角に閉じこもる個人にあなたはいなくて、 国民、患者、消費者、視聴者等がいるだけ。 「私」から滲み出したあなたにあなたと呼ばれる幸せ。
遺伝子は組み合わされることを目的とするのなら、私が何を感じ考えても、遺伝子の知ったことではないだろう。 宇宙に無駄な事など無いのなら、それならそれは魂に刻まれ、受け継がれていくのだろうか。
私は世間、 願わくは冷たいものでないように。 私は大衆、 願わくは付和雷同とならないように。
平和は軍人を責めてはいない。 平和は軍人と戦争したくない。 立場の人に、沢山の人と同じ目線に立って貰えたらと。 考えてはいけない引き金に、考えて貰えたらと。 大義名分ってアイデンティティーって何だろう。
普段と同じ事をしているのに汗を2倍、3倍かくのでなんだか充実感がある。 マゾヒズムが開発されているのだろうか、真夏。
普通が、平凡が、 かけがえの無い希少なものに思える、 さまざまな家庭の冷え切った温床。
睡眠不足は夏の大敵。 よく眠れば百万の味方。 眠りのために朝のために、 昼間ひたすら汗をかく。
他人の優しさや親切を、優し過ぎて親切過ぎてウザイとあざ笑っていた人が、 自分の優しさや親切さを盛んにアピールしている場面に遭遇した。 優しさや親切を否定しているわけではないのだなと思った。
テレビコマーシャルは「幸せ」も宣伝する。 幸せじゃなきゃ幸せじゃないと、 ちょっとした押し売り、 ちょっとした脅迫、 ちょっとした洗脳、 家の中で。