2009-01-01から1年間の記事一覧
絶望を知らない。切望を知らない。蘊蓄王のこん畜生。
1人が68億人、母から生まれ、母なる大地に還ってゆく。
優柔決断。
冬の半袖、役立たずと捨てられた。 夏の長袖、うっとおしいと捨てられた。 今日、半袖と長袖が行き交う秋晴れの町を風がゆっくり走っていった。
気が付けばこの体の中にいた。 持ち家だと思っていたがそうじゃなかった。 大事に住もうと思う。
正しい、正しい、あちらでもこちらでも主張する。自分こそ正しいと。 最後の一線を越えた正義と正義がぶつかると戦争だ。 ねえ、正という字は止に一が乗っている。 その一は一呼吸。 最後の一つ前で止めて深呼吸しよう。
おとぎ話にあるように誰しも呪いを解く旅をしている。
いじめる側:脳で快楽物質が分泌される。自分の事を見なくてすむ。都合よく忘却出来る。 受ける側:全く逆の事が起る。 イジメの様々な手口と心理を映像化し子供達に見せ俯瞰的視線と考える機会を与えたらどうだろう。
稚気は不思議を見つける。
ガールズはチルドレンより大人。
総選挙09。 涙を流されても、ただの泣き落としに見える。 土下座して訴えられても、上から目線の上目遣いに見える。 人々の涙や訴えや実情に、 今のその、票を望む必死さの万分の一でも心を向けていたらよかったのに。
太陽を見つめることが出来るのは、赤いとき。 闇を払い現れる時と、闇を呼び寄せる時。 昼間の白い太陽は、そんなに感動的ではないけれど、 億千万に飛び散って、どこの誰などおかまいなしに抱きしめている。
思い出の味は、白熊、ドーナツの穴、ソフトクリームの螺旋。 至福の時間だったなと、くすくすクスリ、元気になる。
「あなたのためだから」? ほら、人間は信用できないよ。 前に歩いているつもりかい、おでこを木に押し付けながらその場足ふみしているだけじゃないか。 証券会社のCMは不安を煽り疲弊させる。
終戦の日はお盆。 帰ってきた御霊たちが言うことは、願うことは、ただひとつ。 そんな気がして、そっと祈り、静かに誓う、送り火の夜。
結局、一番の被害者は子どもなのだから、 罪状の一番目は、児童虐待。
地震に台風、地球は元気だ。 こちらも負けてはいられない。
夏は、今年、自分探しでもしているのだろうか。
マニフェストをまじめに読みました。 秋冬に備えてマスクを少し買いました。 どちらも初体験の夏です。
私は、自分のよだれに疑問を持ち始めたパブロフの犬たちの一匹。
余生も働いて納税しろなんて、そんなこと言うのよせぇやい。
日を食う月、月を食う地球、地球を食う人間、人間を食う人間。
斜に構えて物を見ていると、腰を痛める。
自然の脅威、驚異。 自分自分自分は驚くほど取るに足りない存在。 それが感じられれば素晴らしい存在。 自然が分からせてくれる。
並木のトンネルは木洩れ日溢れて、白と黒の水玉ゆらゆら、光と影のなかよしこよし。
レントゲン写真の心臓は、にぎりこぶしのよう。 自分のものだけど、実物を見ることは無い。 縫い目の無い一枚の薄い皮の中は、血の滴る生肉。
真夏になったら毎日真夏。 今日は真夏日だろうかなんて誰もいちいち気にしない。 たまに涼しくても毎日真夏。
曇天の坂道を自転車で下ればくちなしの、一瞬の乳白と芳香。 今、真夏の入り口を通過しました。
利権を貪り食う人達。 どんな味がするのだろう。 きっと、目が潰れるほど美味しくて、 食べたが最後、餓鬼になる。
美味しいと目が覚める。なんだ、なんだ、と体中が目を覚ます。